ラピータの部屋 >ピーターラビット英国湖水地方の旅トップページ2003年目次>ウィンダミア・フェリーにてニアソ―リへ&Dinner

〜〜〜  ビアトリクス・ポターの描いた絵本の舞台を追いかけて(2003年8月) 〜〜〜

3日目(8/21) 湖水地方ショップめぐり
  ホークスヘッド 〜 アンブルサイド 〜 ウィンダミア 〜 ボウネス
  

旅行3日目 午後から1日中降りしきる雨の日 英国人は傘をささない

  • ウィンダミア・フェリーにてニアソーリーへ この時間はフェリーもすいている!

▼ウィンダミア・フェリーにてニアソーリーへ Windermere Ferry

 ボウネスから、ニアソーリーへ車で向かう際、ウィンダミア・フェリーでウィンダミア湖の向こう岸へ渡るのが最も早い近道。ウィンダミア湖は、南北に10.5 miles(16.8 km)あり、ボウネスとニアソーリーは、ウィンダミア湖を間に挟んで、どちらも湖のほぼ中央に位置するため、本来なら湖を半周しなければならないたどりつかない道のりを、フェリーを利用すれば、最短距離でニアソーリーに到着することができる。

 「ウィンダミア湖」 Windermere
 
 Windermere Lake Cruises ウィンダミア レイク・クルーズの日本語案内パンフレットより

 ウィンダミア湖は、南北に細長い湖で、湖の全長10.5 miles(16.8 km)。ボウネスと、ニアソーリーの位置は、ウィンダミア湖の中央に位置し、ウィンダミア・フェリーは湖のほぼ中央、約0.65 mile(約1 km)の区間を結ぶ。

 ウィンダミア レイク・クルーズは、ウィンダミア湖の観光遊覧船で、湖水地方で最も人気のある観光アトラクションとなっている。(湖内に示された点線は、レイク・クルーズの航路を示すもの)

 ウィンダミア・フェリーの運行は、500年以上前にさかのぼります。最初は手漕ぎボートに始まり、後に蒸気船となり、現在はディーゼル・エンジンで動いています。フェリーは、18台の車と、100人の客を一度に乗車させることができ、東と西を連絡します。

 夏期: 週日 6時50分〜午後9時50分
      日曜 9時10分〜午後9時50分
 冬期: 週日 6時50分〜午後8時50分
      日曜 9時50分〜午後8時50分
 20分間隔で運行
 料金: 歩行者 0.5ポンド 自転車 1ポンド バイク 1.5ポンド 自動車 3.5ポンド〜
 夏期のみ、ニアソーリー側の乗り場、フェリー・ハウス(Ferry House)から、ホークスヘッド行き(途中、ヒルトップに立ち寄る)ミニバスも運行される。(タイムスケジュールは、上記ウィンダミア・フェリーのサイトにて)

  
 (写真)東側のフェリー乗り場(Ferry Nab)で待っていると、すぐにフェリーがやってきて、あっという間に近づいてくる。フェリーの両脇にあるロープが、フェリーが近づくにつれピンと湖面に浮き上がり、その間をフェリーは行き来する。

 フェリー乗り場は時間帯によってかなりの混雑するらしいが、私達がたどりついた頃はDinnerタイムが始まる少し前、この時間になるとさすがにレストランを探し求める人々が町のなかへと繰り出すので、フェリーはすいているとのこと。

 朝9時前にホテルを出発してから、ニアソーリー 〜 ホークスヘッド 〜 アンブルサイド 〜 ウィンダミア 〜 ボウネス 〜 そして再びニアソーリーと、移動距離はウィンダミア湖半周ほどで、たいした移動距離ではないが、ホークスヘッドで4軒の店をはしごしたのを皮切りに、ライブラリー見学、その後もショップ巡りにいそしみと盛りだくさんの内容で、お腹もペコペコ。

 さて、本日のDinnerはいかに?!

ウィンダミア・フェリーにてニアソーリーへ この時間はフェリーもすいている! (完)
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旅行3日目 午後から1日中降りしきる雨の日 英国人は傘をささない

  • Dinner

▼Ees Wyke Country HouseのDinner 2日目

 無事、宿に戻ってきた私達は、部屋で身支度を整え、といっても着替えたりするのではなく、手を洗ったり、買ってきた荷物を広げたりするだけだけど、それからすぐに時間となりウェイティング・ルームへ。

 この日は宿泊客が多く、すぐにテーブルに案内された。英語がすらすらと話せたら会話を楽しみたいところだが、途端に無口な人になってしまうので、こういう時間はできるだけ避けたいところ。

 8月21日のDinner Menu・・・用意されたプリントアウト用紙(←クリック)

  
 (写真左) 一品目は、スープをチョイス。 Light summer tomato soup
 (写真右) 二品目は、Pasta with baby asparagus and parmesan shavings

 トマトスープも、アスパラガスとパスタのパルメザンチーズがけも、特に問題なくおいしくいただけた。

 
 (写真) メインは、4種類の中から選択する。 Prime Kentmere sirloin with a soft green peppercorn sauce

 お肉なら問題ないでしょうと、サーロインを選ぶ。緑色のペッパーコーンは、胡椒の実が熟す前の緑色の実をソースとしてかけたものなんだとか。

 
 (写真) デザート English strawberries and whipped cream flavoued with Cointreau
 
 デザートは、前日の失敗もあり特に慎重に選んだ。友人が前日に頼んだイチゴがおいしそうだったので、イチゴを選択すると、なんということもないイチゴそのものがでてきて、これまたびっくり。もうちょっと、ひとひねりを想像したんですけどね。料理見本の写真もなく、英語だけで書かれたメニューは、一筋縄ではいかない。

 しかし、2日目のメニューは拍子抜けするぐらいおいしくて、私のなかにできあがった「英国料理はまずいし、甘すぎる」のイメージが崩れる日も近いかもしれない?

 食事を終え、ウェイティング・ルームで食後に紅茶をいただき、ゆっくりとその雰囲気を味わいたいところだったが、私と友人はそこそこに失礼して、お待ちかねの「すごいもの」を披露。

 「The Art of Beatrix Potter」 with an Appreciation Anne Carroll Moore 1955

 このアート集のページを一緒にめくりながら作品を見入る内、目はキラキラと輝き、頬は紅潮し、あらためてビアトリクス・ポターが描いた水彩画の素晴らしい作品の数々に、でるのはため息ばかり。

 「すごいものを手にいれたね!」と、友人のそのひと言に、その日の疲れがうそのようにひいていった。

 
 (写真) 旅行3日目に購入したグッズ。

 一日でこんなに買い物したら、そりゃ疲れるでしょ!!

 いよいよ明日は、この宿をチェックアウトし、別の町に移動。その前に、ニアソーリーのうさぎたちに会わなくっちゃ。友人も、「明日は必ず早起きする」と約束し、2日目の夜と違い、まったく星が見えない雲のした、3日目の夜が更けていくのだった。翌日の天気はいったいどうなることやら?!

 
Dinner (完)
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ラピータの部屋コンテンツ 英国旅行記2003年版 2009.6.9 ラピータ著