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〜〜〜  ビアトリクス・ポターの描いた絵本の舞台を追いかけて(2003年8月) 〜〜〜

3日目(8/21) 湖水地方ショップめぐり
  ホークスヘッド 〜 アンブルサイド 〜 ウィンダミア 〜 ボウネス
  

旅行3日目 午後から1日中降りしきる雨の日 英国人は傘をささない

  • アンブルサイドのピーターラビット アンド フレンズ

▼アンブルサイドのピーターラビット アンド フレンズ Peter Rabbit and Friends、AMBLESIDE

  
 (写真左) アンブルサイドのピーターラビット アンド フレンズの正面入口
 (写真右) ピーターラビット アンド フレンズの向かって左側のウィンドウ・ディスプレイ

 ランチを食べて、元気を取り戻した私達は、アンブルサイドの一番の繁華街マーケット・プレイス通り(Market Place)にやってきた。もちろんその目的は「ピーターラビット アンド フレンズ」を堪能すること。私達が英国に訪れた2003年は、『グロースターの仕たて屋』と、『りすのナトキンのおはなし』の出版100周年の記念の年。

 それは、それは、素晴らしいウィンドウ・ディスプレイの飾りつけ、これらを見るだけでも気持ちが浮き足立つ始末。出版100周年の宣伝POPを見つめては、その素晴らしい出来栄えに、これをいただくことはできないだろうかと、頭の中におぼつかない英語の単語が浮かんでは消え、ひと足先に店内に足を踏み入れた友人は、興奮を抑えきれない声で「ラピータさん、ラピータさん」と手招きする。

  
 (写真)ウィンドウ・ディスプレイ内に展示された品々。どれも、これも、欲しいものばかり。

 ナトキンのコーナーに展示してあった「Buy Me £1」という案内は、「赤リスを救おう」の活動をしている「Cumbria Wildlife Trust のRed Alert North West」へ募金するためのもので、1ポンドの寄付をつのるもの。北部イングランドの赤リスは、Red Alert(非常事態)で、このまま保護活動をしなければ、灰色リスに住処を奪われ絶滅の一歩手前。

 Cumbria Wildlife Trust のRed Alert North England Project 「Save our Squirrels」

 
 「Save the Red Squirrel!」のパンフレット
 赤リスを救おう運動に参加するため、ピーターラビット・オフィシャルサイトを中心に、ボウネスのポター・アトラクション、ピーターラビット アンド フレンズ、ナショナル・トラストのヒルトップが共同で作成したもの。

 *スコットランドの赤リス保護プロジェクトは、市民活動に加えて、スコットランド全体の運動として予算を投入し、さらに大きな規模で活動が始まった。

 店内のほとんどすべてがピーターラビットグッズであふれかえっているのですから。興奮していないのは友人のご主人だけ。そんな子供のようにはしゃぐふたりの姿を見て、今回の旅のドライバーでもあるご主人は、私が手にしていたピーターラビット アンド フレンズのチラシを見つめながら、あるプランを思いついたようで、「えぇーー」と驚くようなそのプランを私達が知ったのはもう少し後になってからだけど。

アンブルサイドのピーターラビット アンド フレンズ (完)
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旅行3日目 午後から1日中降りしきる雨の日 英国人は傘をささない

  • ウィンダミアのピーターラビット アンド フレンズ

▼ウィンダミアのピーターラビット アンド フレンズ Peter Rabbit and Friends、 WINDERMERE

 ピーターラビット アンド フレンズのアンブルサイド店を堪能したばかりなのに、今度は車で10分ほど、ウィンダミア駅近くにあるウィンダミア店へと移動。

  
 (写真左) ウィンダミア店の入口
 (写真右) ウィンダミア店のウィンドウ・ディスプレイ

 先程と同じ店なのに、どうしてこうも違うのかというぐらい、入口正面のウィンドウ・ディスプレイの展示はまったく異なっていた。ウィンダミア店は、ハードウィック種の羊の羊毛で作ったスーツに身を包んだビアトリクス・ポター本人の人形を真ん中に配置し、ウィンドウに大きな黒いこうもり傘と、激しく横殴りの雨がマジックで描かれていて、ポターは杖をつきながら、懸命に前に進もうとしている姿となり、見るものを惹きつける。

 ピーターラビットの専門店とはいえ、作者本人がこのような形で登場するというのはあっただろうか?折りしもこの日は、朝からどんよりとした雲のした、一日中降ったりやんだりとはっきりしない天気だったため、よけいにこのディスプレイは思い出深いものとなった。

 
ウィンダミアのピーターラビット アンド フレンズ (完)
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  • ボウネスのアトラクション内ショップ

▼ビアトリクス・ポター・アトラクション The World of Beatrix Potter Attraction

 ウィンダミアから、さらに車で10分ほど行くと、ボウネスの町に到着。ウィンダミアでは、すぐに駐車場が見つかったものの、ボウネスはなかなか駐車場が見つからず、少しウロウロ。ポター・アトラクションの目の前にある駐車場は、実際は目の前ではなかったため分かりづらかっただけ。駐車場から急いでポター・アトラクションに駆けつけたその訳は。。

  
 (写真左) ビアトリクス・ポター・アトラクション ウィンダミア湖側に面した入口
 (写真右) アトラクションは、館内2Fのフロア。館内の階段をのぼった真上(のぼりきったら、後ろを振り返った先にある)に、出版100周年を祝うバースディ・ケーキとそれら囲むピーターたちのディスプレイ。

  
 (写真)『ピーターラビットのおはなし』が出版された1902年から100年経過した2002年をを祝う「PETER RABBIT CENTENARY CLOCK」

 時刻は、午後5時5分過ぎ。アトラクションが午後5時までだったらとあせってしまったのだった。でも、その心配は無用なぐらい、人であふれかえっていた店内。

 The World of Beatrix Potter Attraction http://www.hop-skip-jump.com/
 住所:CragBrow, Bowness-on-Windermere
 夏期:10時〜午後5時半 冬期:10時から午後4時半まで クリスマスと、1/12〜1/30まで休み
 入場料: 3.50ポンド → 6.75ポンド
      (2001年当時 →  2009年)

 
ボウネスのアトラクション内ショップ (完)
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  • ボウネスのピーターラビット アンド フレンズ

▼ボウネスのピーターラビット アンド フレンズ Peter Rabbit and Friends、 BOWNESS

 足早にポター・アトラクションを後にして、次に徒歩で5分もかからないピーターラビット アンド フレンズのボウネス店へと向かう。ボウネスは、湖水地方のウィンダミア駅に到着した観光客のほとんどが宿泊する地なので、夜遅くまでにぎわいをみせる。店は、飲食店が並ぶにぎやかなセント・マーティンズ遊歩道(St. Martin's parade)を抜けた通りの角に建っていた。

  

  
 (写真上左) ピーターラビット アンド フレンズの青いロゴマーク
 (写真上右、下左、下右) ボウネス店のウィンドウ・ディスプレイ

 ここでは、ピーターラビット・ガーデンが展開されていて、キャラクターたちが勢ぞろいして迎え入れてくれる。色もグリーンが基調で、どちらかというと子供目線の優しい雰囲気。

 ウィンドウ・ディプレイは、道行く人の視線をとらえ、その店の特徴を表現すると共に、店内の雰囲気まで伝えてくれるかのよう。というのも、同じ店名で、扱うものも基本的には同じなのに、それぞれの店のウィンドウ・ディスプレイによって伝わってくる雰囲気がまったく異なるのだから。

 こうなるとすべての店のウィンドウ・ディスプレイが見たくなる?!

 
ボウネスのピーターラビット アンド フレンズ (完)
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ラピータの部屋コンテンツ 英国旅行記2003年版 2009.6.5 ラピータ著