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〜〜〜  ビアトリクス・ポターの描いた絵本の舞台を追いかけて(2003年8月) 〜〜〜

7日目(8/25)  グロースター 海鳥の鳴く街

シェフィールド〜グロースター 〜大聖堂〜グロースター市中心街散策
  

旅行7日目 町をあげて『グロースターの仕たて屋』出版100周年をお祝いするグロースターへ

  • ヴァージンの新型車両
    ドアもトイレもオートマティック これにはびっくり!

▼寝坊
 旅も7日目を迎え、とうとうやってしまいました。そう、寝坊です。目覚まし時計が鳴り、一度は目を覚ましながらも二度寝してしまったのです。嫌な予感と共に「ハッ」と目覚めたと同時に友人がホテルの玄関まで車で迎えに来てくれました。当然私はパジャマ姿。

 この日は席をリザーブしておいた電車に乗りグロースターに行く日だったので、どんなことがあっても遅刻する訳にいかなかったのに。よりにもよってこんな日に寝坊するなんて。。。。

 「間に合わないかもしれない」気持ちが焦り、心臓の鼓動だけが高まり、ドクドクドクという音が耳に響き渡る。幸い前日に準備していたのがよかったのか10分で支度を終え、無事電車の時刻に間に合った。

  
 (左)ヴァージン・トレインズの新型車両 (右)ロゴもとってもおしゃれで、かっこいい

  
 イギリスの鉄道は、駅に到着すれば自動でドアが開くのではなく、降りる駅に到着したら自力でドアを開けなければ出られない。しかし、ヴァージンの新型車両は、ドア横についているボタンで開けられようになり、とっても便利に。
でも、何もトイレまでボタンにしなくても。

 トイレの鍵がちゃんと閉まっているのか、ボタンだけではなんとなく心細い。といって、閉まってるかどうか、オートなのでドアに持ち手がなく、鍵がかかっているか確認しようがない。「使用中」のボタンがついてるからちゃんと閉まっているのだろうけれど。

(日本の新幹線のトイレもオートマチックだなんてツッコミいれないでね。何しろ2003年の旅行記なのでお許しを)

▼定刻どおり
 グロースターに向け出発する日は、ちょうどイギリスのナショナルホリデー(8月25日サマー・バンク・ホリデー)と重なり電車は混雑していた。あらかじめ予約席を確保していたので座ることはできたが、前日テレビで気になるニュースが。。

 ナショナルホリデーにもかかわらず、ヴァージン・トレインズの鉄道路線で工事が行われている影響で、電車は大幅に時間が遅れ、目的地に何時にたどりつくかわからず迷惑をこうむっている、という全国のニュースだった。もちろん私達が目指していたグロスターへの路線も例外ではなく、もしかしたら予約席に座れる以前に電車がこないかもしれないって不安があった。

 電車を乗るシェフィールドの駅に到着し、モニターの「on time」の文字を見つけた時は、涙がでそうになるぐらい安堵感がこみあげてきた。「私達ってついてる!」そんな旅の予感が、旅の後半7日目にしても続いていたのね。

  
 (左)モニターの白線を引いたところ。定刻の9時48分シェフィールド発
 (右)ホテルで食べ損ねた朝食を、車内で。「うーん、パンは味がなさすぎ。ジュースは甘すぎ」

 ヴァージン・トレインズ シェフィールド〜グロースター 片道 66ポンド
 売店で購入したパンとジュース 2.75ポンド

ヴァージンの新型車両 ドアもトイレもオートマティック これにはびっくり!(完)
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旅行7日目 町をあげて『グロースターの仕たて屋』出版100周年をお祝いするグロースターへ

  • グロースターステーション
    ロンドンの地下鉄を思わせるような駅舎

▼グロースターステーション
 あまりにも質素な駅。ロンドンの地下鉄もシンプルでどこかのビルに入り込むとそこは駅だったという雰囲気。駅構内というかビル内に入ると、そこは古めかしい電車も通過する立派な駅だけど、この風景のギャップに驚く。

  
 (左)グロースター駅と表示されている
 (右)見た目はビルの正面玄関に入るよう。正面のガラス戸の向こうに線路が見える


  
 (左)駅を背にして正面に見える風景
 (右)ツーリストインフォメーションは、右方面という案内板が設置されている。
   タクシー乗り場は、駅前のローターリーになった部分

 グロースターに到着したのはちょうど12時過ぎ。駅からホテルに向かうのにタクシーを利用。右も左も分からないので地図で迷うより景色を見ながら土地勘をつかむことにした。しかし、駅からあっという間にホテルへ到着。拍子抜けする程近くて呆気にとられる。

 予約していたホテルは、グロースターの中心街にあり、インフォメーションセンターまで徒歩1分、ビアトリクス・ポター・アトラクション「グロースターの仕たて屋」まで徒歩5分という立地でした。
グロースターステーション ロンドンの地下鉄を思わせるような駅舎(完)
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ラピータの部屋コンテンツ 英国旅行記2003年版 2018.4.24 ラピータ著