TOPページ>INDEXへ> イベントTOPページ >2008年イベント紹介 >さいたま文学館テーマ展「石井桃子とピーターラビット」イベントレポート>ビアトリクス・ポタ―研究者 マーガレット・レイン著書について
<ビアトリクス・ポター研究者 マーガレット・レイン(Lane,Margaret)について>
刊行年号(初版)の古い順に、また研究者ごとにそれぞれ紹介しております。
<1946年> | 著書名:The Tale of Beatrix Potter a Biography Margaret Lane/著 Frederick Warne/刊 1946年 「ビアトリクス・ポター」の初めての伝記 それまでは私生活が公の目にふれることを嫌い、伝記を出版したいという著書マーガレット・レーンの願いも受け入れてもらえなかったという。 ようやくそれが叶い、伝記が出版されたのが1946年。 それ以降、1947年、1948年、1949年、1952年、1954年、1959年と再販が続くほど。この書籍により謎に包まれた絵本作家の生涯が多くの人に知られることになる。 *1968年、100部限定にて「Limited Signed Edition 1968」を刊行 青背表紙で、セロファンラップペーパーがかけられ、背表紙と同じ青の紙ケース付。(ISBN 0 7232 0138 2) *1985年、黒バックカバーでいくつか異なる挿絵をつけ、改訂版を刊行。(ISBN 0 7232 3266 0) *1986年、ペーパーバック版。Viking Children Books/刊 (ISBN 0 1400 7364 7) 表紙画像(Book105) こちらの書籍は、和訳なし。 |
こちらは、1978年の改訂版(0 7232 1457 3) 裏表紙に著書であるマーガレット・レインの写真が掲載されている。 マーガレット・レイン) イギリスのオックスフォード大学線と・ヒューズ・カレッジに学ぶ。ロンドンとニューヨークでジャーナリストとして活躍、文芸誌に書評等を寄稿するかたわら、小説・伝記の分野でもすぐれた作品を発表した。 女性ジャーナリスト・クラブ「ディケンズ協会」「ジョンソン学会」「ブロンテ学会」の会長をつとめ、ブロンテ姉妹やサミュエル・ジョンソンの評伝をはじめとする多数の著書がある。 <「ビアトリクス・ポターの生涯 〜ピーターラビットを生んだ魔法の歳月」著書紹介より> ←こちらは、2001年3月に刊行された「The Tale of Beatrix Potter」の復刻版 Margaret Lane/著 Frederick Warne/刊 2001年 (ISBN 0 7232 4676 9) ページ数は174ページから、192ページへ。 |
<1966年> |
著書名:Purely For Pleasure Margaret Lane/著 Hamish Hamilton/刊 1966年 Contents ビアトリクス・ポターについて記載しているのは、2章分のみ。 P204 The Ghost of Beatrix Potter P213 Beatrix Potter: The Missing Years エッセイ・コレクション |
<1978年> |
著書名:THE MAGIC YEARS OF BEATRIX POTTER Margaret Lane/著 Frederick Warne/刊 1978年 (ISBN 0 7232 2108 1) Contents ・Introduction ・The Third-Floor Nursery ・The Young Naturalist ・The Secret Apprenticeship ・Children as Audience ・Sawrey and its Animal Characters ・The Path to Castle Cottage ・Epilogue: The Ghost of Beatrix Potter ←こちらで紹介している表紙は、ペーパーバック版。 和訳) 「ビアトリクス・ポターの生涯 〜ピーターラビットを生んだ魔法の歳月」 マーガレット・レイン/著 猪熊葉子/訳 福音館書店 1986年 原書、和訳版ともに、絶版扱い |
<和訳 1986年> |
著書名:「ビアトリクス・ポターの生涯 〜ピーターラビットを生んだ魔法の歳月」 マーガレット・レイン/著 猪熊葉子/訳 福音館書店 1986年 (ISBN 4-8340-0128-8) 目次 ・序 ・最上階の子ども部屋 ・若い博物学者 ・秘密の修行時代 ・子どもの読書 ・ソーリー村との出会い ・人形の家 ・ソーリー村と動物の登場人物 ・カースル・コテージへの道 ・エピローグ ビアトリクス・ポターの幽霊 ビアトリクス・ポターの生涯を紹介するとともに、次々と物語を創作していく時期を魔法の歳月とし、エピソードをつづられています。 |
<1981年> |
著書名:The Beatrix Potter Country Cookery Book Margaret Lane/著 Frederick Warne/刊 1981年 (ISBN 0 7232 2777 2) Contents ・Acknowledgments ・Introduction ・Breakfast ・Soups ・Fish ・Meat and Poultry ・Lunches, Suppers, Salads ・Puddings ・Tea-time ・Drinks ・List of Picture Sources ・Index ロンドンの屋敷に住んでいた頃は、身の回りのことすべてメイドが支度してくれましたが、結婚を機に料理に果敢に挑戦するビアトリクス・ポター。その当時著名なビートン夫人の1冊のレシピ本を頼りに、主にスコットランド、ウェールズ、湖水地方の伝統的な地方の料理をメインに作りました。 ビアトリクス・ポターの物語に登場する料理の挿絵や、料理名は、これら伝統的田舎料理で、その地方に住む人々には慣れ親しんだ料理ばかりでした。それら料理のレシピを紹介する本です。 |
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