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大東文化大学 ビアトリクス・ポター資料館に想いを寄せて

■ ビアトリクス・ポター資料館のガーデン

 英国 湖水地方のヒルトップガーデンには、美しい花々が咲き乱れています。これらガーデンのレイアウトは、ビアトリクス・ポター本人により設計・施工されたもので、花が咲き始める季節から、夏の初めにかけて、色々な花が楽しめるようになっていたそうです。英国の短い春と、何もかもが美しい夏が楽しめるようにと工夫されていたのでしょう。

 ビアトリクス・ポター資料館のガーデンも、ヒルトップガーデンに近づけるようにと細かい配慮で設計されているそうです。(前頁の河野先生の言葉を参照)そんな細かい部分にも目を配りながら、ポターの人物像や、自然との共存をテーマに語り合えるといいですね。

(参考文献:THE NATIONAL TRUST BEATRIX POTTER AND HILL TOP イラスト入り解説本)

以下は、実際に写真で見比べてみました。
左側が、2006年4月にオープンした、埼玉県立こども動物自然公園内にあるビアトリクス・ポター資料館のガーデン。
右側が、17世紀後半の建物、英国 湖水地方ニアソーリーにあるヒルトップガーデン。

Dry Stone Wall

資料館
スレートを積み上げて作る石塀

ヒルトップ
湖水地方独特のDry Stone Wall
湖水地方の景観にはなくてはならない存在
ガーデン小物

資料館
思わずピーターラビットの姿を探してみたり

ヒルトップ
植木鉢は逆さまにひっくり返っています
ヒルトップへと続く小道

資料館
小道の両側にたくさんの花々が咲くことでしょう

ヒルトップ
小道を挟んで両側に時期によって花々が咲き、
夏の初めに見所を迎えます

資料館
資料館のガーデンと小道を分ける柵

ヒルトップ
ヒルトップガーデンと、ヒルトップ農場を分ける柵

 
 (写真)ポター資料館の全景

 ポター資料館の全景を見るとわかるとおり、資料館は小高い丘の上にあります。資料館の前に広がっているのが、ガーデン。そして、ガーデンの周囲を囲むように小道があります。

 埼玉県立こども動物自然公園は、広大な敷地に自然の景観を利用して動物とふれ合える広場などがあります。その敷地の小高い丘の上に建てられたポター資料館も、大きな木々に囲まれた自然の中にあります。資料館のガーデンにも、英国 湖水地方のヒルトップガーデンのように、今後美しい花々が見られることでしょう。しかし、園内で放し飼いされいているマーラに、新芽を食べられてしまうそうですよ。食べられないようにしないとね。

 関連サイト:埼玉県こども動物自然公園
        「マーラって何?」と疑問に思った方は、こちらのサイトで探してみてくださいね。
        ヒント!どんな動物がいるの?のコーナーの、哺乳類>テンジクネズミ科をチェック!


大東文化大学 ビアトリクス・ポター資料館レポート 作成:「ラピータの部屋」ラピータ 協力:「PETER GARDEN」2006.7.18
 Copyright(c)1996 ラピータの部屋 all rights reserved.

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