ラピータの部屋 >ピーターラビット >英国湖水地方の旅トップページ > 2001年目次 >1日目 成田からロンドン


1日目 成田 〜 ロンドン

1日目  NEXT

  • NSX成田エクスプレス 〜 ヒースロー空港に到着するまで
朝4:45分に目覚める。体調はすこぶる良好。
NSX成田エクスプレスの乗り場には7時30分に到着。急げば9分の乗換えでも充分間に合う。
しかし、NSXは全席指定のため予定していた8時発に乗る。
この電車を待っているホームが一番暑かった。
定刻通り9時に成田空港第1ターミナルに到着。

第一ターミナル北ウィングでは、北マリアナ諸島サイパン行きのノースウェスト航空の搭乗手続きと重なり、団体窓口入口は大混乱。
ロンドン行きVS−901便のチェックインカウンターは、少し並んだが手続きは簡単に終了。帰りの引換券と搭乗券をもらい、すぐ出国手続きへ。

出国するためには、出入国カードの記入しなければいけなかったのが、平成13年に出入国カードが廃止となり、手続きがすごく楽になった。ラッキー!
出入国検査を済ませたらあとは飛行機に乗るだけ。

出入国後の両替所(第一勧業銀行 本店業務部 成田空港出張所)が換算率がよかったという情報をもらっていたので、迷わず換金。手数料無し。
(1ポンド = 189.10円)2001.7.24
こちらの両替所で用意しているポンドは、10ポンド紙幣のみ


(写真説明) ヴァージンアトランティックの機体


ヴァージンアトランティックの搭乗開始は、10時15分から始まり、定刻11時過ぎ無事離陸。
エコノミークラスだけど、座席にはアメニティグッズが用意されていた。
(歯ブラシ、アイマスク、耳栓、メモ帳、ボールペン、ティッシュ、くつ下、紐付きビニール袋)
アイマスクは、結構うれしかったな。

 
(写真説明) 左:アメニティグッズ  右:座席に備え付けのモニター


ヴァージンアトランティックには、全席にモニター画面がついていて、各自に映画を楽しむことができる。
「ダイナソー」「テレビターズ」「ターザン」全部英語だったけれどそれなりに楽しめた。



(写真説明) 飛行機の昼食


飛行機が安定飛行になってしばらくして、ジュースとスナック菓子、そして昼食が運ばれてきた。
洋食と和食。
和食は稲庭うどんだった。おいしそうだったな。
でもせっかくだからと洋食の「メカジキ」にしたんだけれど、魚がパサパサしてあまりおいしくなかった(失敗)
前菜の「スプリング・オニオンライスサラダ」のバルサミコ酢ドレッシング和えが冷たくておいしかった。

またヴァージンアトランティックは、ワインにこだわりを持っていて、特別にブレンドされた白ワイン、赤ワインを用意している。
食品トレーにもかわいいワイングラスがついていて、これは飲まない訳にいかない。

白ワインを頼んだが、とても濃厚で、ひと口飲むだけでクラクラし、おいしかった。
  ヴィーニャ・カサ・シルバ「ヴァージン・キュヴェ」 シャルドネ2000年コルチャグァヴァレーチリ


昼食時に前の席にすわっている子達の様子を見たスッチーさんがあわてていた。
「なんだろう?」と思ったらどうやら未成年なのに、ミニボトルの酒を持参してきてそれを飲んでいたらしい。
「困るなぁー」とぶつぶつ言っていた。
私のとなりにすわっている女の子ふたり組も未青年だったし、夏休みに入って両親の住んでいる英国に遊びに行くのかな、なんて想像してみたりする。
英語も日本語もぺらぺらみたいだし、うらやましい。


少しは眠らなくてはと思いつつも、なかなか眠れなかった。
おやつには、アイスクリームにサンドイッチも。
これから毎日サンドイッチを食べる羽目になるんだから、お寿司にしておけばよかったとちょっぴり後悔。


午後 4時45分にヒースロー空港に到着
天気は良行。気温摂氏20度。
空港はとても古く、エスカレーターは、ぎしぎしいっている。
もちろん冷房設備はないようだ。真夏でも20度なら必要ないと思うけれど、それでも現地の人達の服装は、ほとんどの人が半そで。きっと20度でも暑いんだろうな。


ロンドンの入国審査はとっても簡単。
前もって飛行機内で配られた「Landing Card(英国入国カード)」に記入を済ませておき、パスポートと入国カードを一緒に提出。
この際、このカードの記入をもし忘れていた場合は、もう一度入国審査待ちの長い列に並ばなくてはいけないので注意。
「滞在期間」と「旅の目的」を聞かれたのみ。他の国もそんなに質問にかわりばえしないと思うけれど。
スーツケースも既にターンテーブルの上をまわっていたし、どこも壊れていなかった。



  • ヒースロー空港 〜 ロンドン市内 ベットフォードホテル チェックイン
空港からロンドン市内への移動手段は、「Air Bus(エアバス)」にした。
どうしてもロンドン名物2階建ての真っ赤なバスに乗りたくて、乗り継ぎのタイミングはそんなによくはなかったけれど、心地よい風が吹く中バスを待つ気持ちはワクワク。


(写真説明) エアバス乗り場


ヒースロー空港ターミナル3からの「エアバス」乗り場は、No.1
チケット売り場は、到着出口からおよそ50メートルぐらい先にある「Bus and Coach Tickets & Information」
まだ初日なのでそんなに重くはないスーツケースだが、11時間のフライトで疲れきった体で地下鉄乗り場まで歩くのはかなりつらい。(乗り場までかなりの距離があるらしい)

 
(写真説明) 左:バスチケットセンター  右:エアバスチケット

バス及び、タクシー乗り場が一番近いという情報があったので、迷わずバスチケットセンターへ。
チケットセンターでは、「エアバスに乗りたい」、行き先「Russel Square」、「One Adult」と告げ、シングル(片道)かリターン(往復)かと聞かれたので、「片道(シングル)」と答えた。


エアバス料金: 「Russel Square」まで 片道 大人 7ポンド
往復でチケット買うと、片道7ポンドなのに往復なら10ポンド。お買い得にはなるが、帰りはヒースローエクスプレスを利用するので片道のみ購入。


 
(写真説明) 左:エアバス車体   右:エアバス行き先表示


30分待ってやってきたエアバスは、やっぱかっこよかった。
迷うことなく2階席へ。驚いたことにここも冷房は無し。ちょっとムッとするぐらいの暑さなのに冷房入れないなんて日本ならクレームだよねと思っていたら、バスが走り出すと天井の窓からの風がとっても涼しくて気持ちよかった。走り出すと不快感はまったくなくなる。


ヒースロー空港を出てロンドンへ向かうフリーウェイの分岐地点で事故があり、渋滞に10分ほどつかまったが、その他は順調にロンドン市内へ。
地下鉄だと景色は期待できないけれど、ロンドンの街並みが見当たせるエアバスの2階席は正解だったかな。


ロンドンの建物は歴史を感じる建物が多くて、それが街の風景の中にとけこんでいる。窓にはフラワーポットを飾り付け、観光客の目を楽しませてくれ、そんな中をゆっくりバスは進んで行く。
バス停の案内放送がないから、目的地のバス停で降りる場合は運転手に知らせてもらわないといけないなどの情報があったのですが、バス停の案内放送はあるし、私の目的地「ラッセルスクエア」はほとんどの人が降りるバス停だったので、迷うことなく降りることができた。

ヒースロー空港から約1時間20分
(時間の余裕があまりない人にはエアバスは不向きかもしれません)



(写真説明) BEDFORD HOTEL(ベッドフォードホテル)


目指す「ベットフォードホテル」は、このバス停より徒歩5分圏内のはず。
目印にホテルの外観の写真を送っていただいたので、すぐにわかったと思ったら、そこはとなりの「インペリアルホテル」だった。
歩く方向間違えたかなと思ったらそのホテルの目の前に目指すホテルがあった。
チェックインの手続きも既に日本から手配済みだったため、名前と住所、パスポート番号、次の行き先、サインを記入して鍵をもらうだけ。

ベッドフォードホテル シングル 1泊 70ポンド(朝食付き)



(写真説明) ベッドフォードホテル室内


室内はツインルームのシングル使用ではなく、本当のシングルルームなので狭いという印象。ベッドが小さかった。こんなに小さいベットで寝れるかしらというぐらい小さかった。
バスタブは広かったのでゆっくりつかれたけれど、アメニティグッズは石鹸のみ。タオルもバスタオルのみ。


ようやくホテルに落ち着いたので、晩御飯を仕入れに行く。
気をつけないとすぐにまぶたが下がり眠そうな表情になってしまう。スキをみせると危ないらしいロンドンの街では、しゃきっとして歩かねばと、重いまぶたにむち打ち、地下鉄ラッセルスクエア駅へ。



(写真説明) HARTS 日本で言うコンビニのようなところ。


駅近くにショッピングセンターがあるのでそこで何か買って済ませようと思っていたのですが、ショッピングセンターは見つからず、コンビニのような「HARTS」でサンドイッチとりんごサラダ、オレンジジュースを購入。
「またサンドイッチ」っと少々うんざりだったが、寿司パックはあまりにまずそうだったのでやめた。
他には甘そうな菓子パンしかない。


このままユーストン駅まで歩いて列車の予約を取ろうかと思ったけれど、疲れきった体はあまりに重く、歩くとなると思いのほか駅まで距離があり、とても歩いて行けそうもない。
席の予約はあきらめ、近所のラッセルスクエア公園に立ち寄りホテルに戻ることに。



(写真説明) ラッセルスクエア公園  午後7時過ぎ撮影

夜の7時をとっくに過ぎているのにこの明るさは何?
公園は、古めかしい建物に囲まれたオアシスのような感じ。小さな公園だけど公園内の木々は古い大木ばかり。
公園の入口でピンクチラシを配っているお兄さんがいた。近くの公衆電話ボックス内もピンクチラシだらけ。人が集まる場所は、みんな同じようになってしまうのか。


ホテルに戻り、フロントで翌朝のモーニングコール5:00と、ユーストン駅までのタクシーをお願いした後、部屋で夕食を済ませ、早々に寝ることに。午後9時過ぎ就寝。


1日目  NEXT



△TOP