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生誕140周年記念 ビアトリクス・ポターの世界展
岡江久美子さんによる『ピーターラビットのおはなし』朗読とトークショーレポート

ピーターラビット ビレッジへようこそ
新宿タカシマヤ10階 http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/ 8/23〜9/3まで

 8月23日初日を迎えた「生誕140周年記念 ビアトリクス・ポターの世界展 ピーターラビットビレッジへようこそ」に行ってきました。このページは、そのイベントの模様と、イベント初日に開催された朗読トークショーの報告、さらにはイベント限定品を含めたショップの様子などを報告いたします。

●イベント期間:8月23日(水)〜9月3日(日)
●イベント開催場所:新宿タカシマヤ(東京) 10階


 イベント初日に開催された、岡江久美子さんによる「ピーターラビットのおはなし」朗読とトークショーに参加しました。
  
  イベントチラシより、岡江久美子さんの写真を抜粋

 ドラマやCMなどで大活躍、また朝の情報番組「はなまるマーケット」にご出演されている岡江久美子さんによる「ピーターラビットのおはなし」朗読とトークショー。デパートのオープンと共に、イベント会場前で配布される整理券を求め、参加しました。このイベントは初日のみということで、整理券のコーナーには大勢の人が殺到されたそうです。(司会者の西さんの説明より)

 岡江久美子さんが朗読を始めるきっかけとなったのは、娘さんの学校の行事に忙しくてなかなか参加できなかった時期を経て、朗読をする人を学校が探していたところ、岡江さんが朗読の仕事を自ら進んで引き受けたところからなんだそうです。

 今でも人前で朗読する場合、緊張で足が震えることもあるとおしゃっていましたが、岡江さんのよく通る穏やかな声は、目をつむって聞きほれてしまうぐらい素敵でした。ご本人は、テレビの印象どおり、とってもサバサバとした方で、優しく頼りになるそんな印象の方でした。

 岡江さんにとってピーターラビットを知ったきっかけは、娘さんの誕生のお祝いにいただいたプレートだそうです。その後、娘さんに読んであげた絵本もピーターラビット。「色目とかくどくなくて、自然な色が良いですね」と。また、ピーターとその仲間たちの中で、岡江さんの一番好きなキャラクターは、あひるのジマイマなんだそうです。「名前がおもしろいのと、おっちょこちょいなところが好き」と、おしゃっていました。

 最後に、岡江さんからのメッセージとして、
 「自分は、父や母から絵本を読み聞かせてもらって育ち、自分も子供達に、絵本を読み聞かせて子育てをしてきた。そのおかげかどうか、子供達も感情豊かになった。自分を見つめ直すためにも、良い本を読んでください」と。

 私の子供の頃は、両親が仕事で忙しく、絵本を読み聞かせてもらうことはなかったのですが、今頃になってピーターやその仲間たち、そしてビアトリクス・ポターの世界に夢中なのは、そんな幼少時代を経ているからかもしれません。もっと早くからこの世界を知っていれば、もっと違う自分に成長していたかもしれません。岡江さんの言葉を噛み締めながら、そんなことを思いました。

 
 今後のシアター&イベントスケジュール予定

 また、この特設会場の壁には、8月20日に地球おんだん館で開催された「ピーターラビットとナチュラルライフのすすめ」で、展示されていたパネルが展示されていました。このパネルを読み進めると、ビアトリクス・ポターの自然を愛する心と、自然保護のための行動が紹介されています。さらには、地球温暖化が起こる仕組みと、今すぐにも私たちひとり、ひとりが立ち上がって行動しなければ、どんな恐ろしい未来が待っているかなどを紹介するパネルです。ぜひ、こちらのパネルも、じっくりとご覧ください。

 
 2006年8月20日地球おんだん館展示パネルより撮影

(2006.8.26 レポート 作成: ラピータ ラピータの部屋コンテンツ)

生誕140周年記念 ビアトリクス・ポターの世界展のイベントレポート
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