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旅行記



2000年2月24日〜27日 蔵王温泉
蔵王温泉スキー場に行って来ました。
前回蔵王に行ったのは、スノーボーダーに転向した8年前。
まだスノボー初心者だったから、全山をスノーボードで楽しめるわけがなく、
せっかく広い蔵王に来て、初心者ゲレンデだけしか滑れなかったら寂しいので
同時にスキー板も持っていき、ほとんどスキーをしていました。
今回はようやく思いっきりスノーボードで蔵王を楽しむことができました。

久しぶりの蔵王の雪質はやはり最高で、滑っていると自分の滑りが
ワンランク上がったような気がします。
シーズン初めは雪不足も心配されましたが、2月の蔵王は雪もたっぷり、
樹氷も見事に育っていて、幻想的な美しさにうっとりしながら滑る蔵王は
やっぱり最高!

蔵王山頂の気温は氷点下10度、風速15メートルの風が吹き視界は50メートル
初日は最悪の気象条件でしたが、前回はロープウェーの整理券が取れなくて
どうしても行けなかった、山頂のお地蔵さんに初めてお参りできました。
蔵王は今回で4回目。やっと会えたねお地蔵さん。

今回も山頂に行けなかったらスノボーかついで登る覚悟で来たぐらいだから
もうこれで蔵王に思い残すことはありません。(^^;)
高さは2.8メートルあるそうですが、雪に埋まって頭しかでていません。
毎朝ロープウエーの係員が探し出して、掘り起こしているそうです。

お賽銭箱の下にはスキーがついていて、稼動式になっていました。
営業終了と共に、毎日ロープウェー乗り場に保管するのでしょう。
そうしないと賽銭箱まで雪の中ですものね。(^^;)

2日目の昼過ぎから天候が回復し、やっと樹氷原全体を眺めることが出来ました。
ひとつとして同じ形のないとされる樹氷。
この中にいると現実の世界のことみんな忘れられる そんな気分にさせてくれます。

その日の夜は樹氷のライトアップも行われ、樹氷鑑賞会にも行ってきました。
でも山頂の気温はマイナス13度、風速も20メートル以上あり、
ゆっくり樹氷見物という訳にはいかず、
みんな写真を数枚撮ると早々に退散しました。
樹氷見学は一人2500円。ああでも寒さにはかなわない。
10分も外にいたらきっとカチコチに凍ってしまう、まさしく氷の世界。
まっすぐ立ってられなくてどうしても体が曲がってしまう。うー寒!


ライトアップも晴れの最高のコンディションなら、ロープウェーから見える
途中のライトアップポイント(ちょうど樹氷原ゲレンデの上)に
オーロラ光線が樹氷を照らし出し、それはそれは美しい景色が見られるでしょう。
私達はあいにくのコンディションの中でしたが一瞬だけ見えました。


少し下に下がると山頂の激しい風はどこえやら。
ライトアップされた木々の美しいこと。
彼氏と二人でロマンチックな夜お過ごしくださいね。という感じでしょうか。
結婚10年ともなるとそんな雰囲気になる前に
「さみーなぁー。はよかえろー」(^^;)

蔵王といえば玉コンニャク。
今回も温泉街を歩きながら何本か食べました。
これが冷え切った体には最高のごちそうです。
味がたっぷりしみた玉コン。
私の目標だった地蔵さんにも早々に出会え、あとはひたすら滑るのみ。
蔵王の全ゲレンデを制覇したら両足はもうくったくた。
疲れた体を癒すには、露天風呂が一番。
宿は、ロープウェーのすぐそばにある「山のホテル」
食事も平日は、宿泊部屋でふたりっきりで食べることができ、
堂々とコンビニで買った酒を飲みながらおかずをつつくことができ最高でした。

楽しかった蔵王を後にして帰りに仙台へ寄って、
仙台城(青葉城)跡へ行き伊達正宗公の像などを見物、
その後は仙台名物牛タンの銘店「喜助」で牛タンをたらふく食べました。
駅前の牛タン屋さんは、地元の人と観光客がずらっと大行列。
やわらかくて甘辛いタレにつけて焼く牛タンとってもおいしかったです。
旅行に行くと必ず2、3キロ太ってしまうのはやはり食べ過ぎ(^^;)

帰りのドライブはいつもそうだけど、プーちゃんとぐぅちゃんに早く会いたくて
ついついアクセル踏む足に力がはいります。
帰りの車の中の話題もプーちゃんとぐぅちゃんのことばかり。
「元気かな」「食べ過ぎてないかな」「けんかしてないだろうか」とか。。

帰ってくると当の本人達は、「あんたたち誰」って大騒ぎで逃げ回る(^^;)
まったくパパとママの顔をすぐ忘れてしまうお茶目な子供達です。
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