12月の様子に戻る




2003年12月16日 体調:△


○食欲がない
 
「食欲ございません」From プー

大好きなりんごをあげても知らん振り。乾燥牧草もまったく食べた気配なし、食べるのは生牧草のみ。

○パスツレラのレメディとレメディのポテンシーについて

目の赤みが少し減ったように感じる。
レメディを始めてまだ半日しか経過してないけれど、少し腫れがひいたような。

実は目の周りの赤みを見た先生が、「これはパスツレラが原因ではないかと思う」との事。
「パスツレラが原因で赤く腫れている」というのは、3つ目の病院で始めて聞く症状だった。

もし「パスツレラ」が原因だとしたら、「パスツレラ200c(*)」のレメディの効果がフルに発揮されることだろう。


*「200c」とは?ポテンシー(希釈倍率)の単位

○ポテンシーについて

ポテンシーとは「希釈倍率」または「有効性」という意味で、レメディのエネルギーの強さを表しています。重い症状に対しては高いポテンシーを、軽い症状に対しては低いポテンシーのレメディを使用します。

ポテンシーには「X」ポテンシーと「C」ポテンシーがあります。

レメディとは、
 ベースとなる物質にアルコールまたは水分を加えることで母液を作り、それをさらに希釈、振盪(サカッション)したものです。希釈度が高ければ高いほど効果が高まります。

「X」ポテンシーは母液を10倍に希釈し、振盪したときの単位をいいます。
それを3回繰り返すと3Xといいます。

「C」ポテンシーは100倍希釈し、振盪したものです。これを3回繰り返すと3C(=6X)と表記されます。
ホメオパシーでは6C、30C、200Cが代表的です。

ポテンシーが低い(30C以下)ものは主に身体的症状に作用し、ポテンシーが高い(30C以上)ものは主に精神面に作用します。30Cはちょうど中間どころなので心身両面共に作用するとされています。

希釈倍率が高いほど効果が高いということもホメオパシー治療の特徴です。


○糞の形がくずれる


毎回ではないけれど、正常の丸い糞の形と比較すると、形が崩れ、柔らかい糞をするようになる。
この日は朝1回、夜1回、正常の糞の形ではない写真のような糞をした。
盲腸糞のような発酵した強烈な匂いがないので、通常糞の形が崩れたもののようだ。

気温が下がったからとかそういう理由ではなく、レメディの効果が共鳴し「アグラベーション(*)」の影響と思われる。また、食欲がなくなることも同様の理由と思われる。


○アグラベーション

その子の症状にあった適切なレメディを与えることにより、一時的に症状が悪化すること。
身体への反応が始まり、病気を押し出そうとする力が強まることにより起こる。この期間は一時的に身体の症状がダウンしますが、大切な過程なので少しの間我慢してじっと結果を待つことが非常に重要だそうです。

先生よりホメオパシー治療を始めるに当たって、一時的に症状がダウンすることは聞いていましたが、やはり目の前でしんどそうにしているプーを見るのはつらかった。
プーを励ますためにマッサージに専念する。

本日よりレメディは通常の方法となり、朝、晩に1粒ずつになった。

○通常のレメディスタート

時間は特に決めてはいないものの、起床してから朝のレメディ

7:30 スタート 7:50 パスツレラ 8:10 ヘーパーサルファ 8:30 バイタルソルト 8:50食事

晩のレメディは、夕方うさぎ達が餌を欲しがる時間帯にスタート。その方が身体に吸収する力が強いかなとそれだけの理由。

18:30スタート 18:50 パスツレラ 19:10 ヘーパーサルファ 19:30 バイタルソルト 19:50食事

○よく頭を振る

レメディを飲み始めてから、頭を激しく振ることが多くなった。
場所を移動する際、毛づくろいの最中、頭を左右に激しく振る。何か邪魔者を払いのけるかのように。この動作もレメディが共鳴しているためと考えていいのだろうか。

頭を激しく振る様子(←クリック)

○プーになぐさめられるというエピソード

プーの柔らかい肌や毛に触れながら、自分の心までも癒されていくマッサージタイム。

でもこの柔らかい身体がいつか失われるかもしれないという恐怖感から、プーを苦しめている病気が無性に腹立たしくなり、この柔らかい肌の感触を容赦なく奪っていく病気が憎らしく思える。そして太刀打ちできないかもしれないと考えると、気持ちが悲しく沈んでしまう。
そんな複雑な思いがからみあい、お月様にプーが旅立つことを考えてしまった。

「プーがお月様に行ってもプーはちっとも寂しくない。ベンちゃん、ピーちゃん、みんなが待っているし、向こうの世界もプーにとって楽しいものになるだろう」って。

そんなイメージを頭にぼんやりと浮かべながら、プーの頭をマッサージしていたら、プーが首をかしげ、私の指を探り当て、私の指をペロペロと5回ほどゆっくりとなめてくれた。

「そんなことないよ。まだこっちの世界に私やぐぅと一緒にいたいのよ」って。

プーが私にナメナメしてくれたのは、これが最初で最後の出来事かもしれない。

病気と闘うから、一緒にがんばろうって私に伝えたかったんだと思う。

不覚にも病気と闘っているプーになぐさめてもらった。こんな情けない気持ちではだめだ。もっと強い意志を持ってきっと治る、治ることだけを考えようとあらためて心に誓う。


体調は食欲がまったく回復しないことに加え、糞の形が崩れるということもあり△。




作成:2003.12.28 ラピータの部屋コンテンツ