TOPページピーターラビットINDEX講演会・講座>銀座教文館 ナルニア国のイベント 記念講演レポート『ピーターラビットのおはなし』を中心に


        銀座教文館 ナルニア国のイベント 記念講演レポート『ピーターラビットのおはなし』を中心に
こどもの本のお店「ナルニア国」

イギリスの作家 C.Sルイスが書いた子供のための長編ファンタジーの舞台がナルニア国
そのナルニア国がお店の名前となったこどもの本のお店は、銀座京文館ビル8階にあります。
こちらでピーターラビットのイベントが4月いっぱい行われていて、ビアトリクス・ポター関連の書籍はもちろんのこと、ギャラリーにおいて物語の世界と実際の場所を紹介するパネルの展示や、貴重な本の展示なども行われていたそうです。(4月30日イベント終了)


「ビアトリクス・ポター 描き、語り、田園をいつくしんだ人」作者ジュディ・テーラー 訳者:吉田新一
2001年に発売された上記の本を翻訳、出版された吉田新一先生による講演会が4月21日ナルニア国9Fで行われ、その模様を参加された方よりご報告いただきましたので紹介させていただきます。



2001年4月21日に開催された銀座ナルニア国での吉田新一氏の講演会に出かけてきました。
100名収容の会場はいっぱいで、聞くところによると、ずいぶんと応募者があったのですが、抽選にもれた方が多かったとのことです。

講演の内容は、物語を中心にいくつかの作品の挿し絵などにも注目してのものでした。

ピーターがいかに腕白な男の子(?)なのか・・・
それがいかにCharacterization(人物描写)に生かされているか、ということをユーモアを交えながらお話して下さいました。とても楽しい講演でした。


例えば「ピーターラビットのお話」の中で最初にイラストに注目してください。
お母さんは「マクレガーさんの畑には行っちゃいけませんよ」と注意している時に、
フロプシー、モプシー、カトンテールはちゃんとお母さんの方を向いてお話を聞いているのに
ピーターだけは、そっぽを向いて聞いてないようなふりしているけれど
ちゃんと耳だけはお母さんの方を向いている
そのような挿絵に注目してのお話だったそうです。


『ピーターラビットのおはなし』より引用 著者名:ビアトリクス・ポター 訳者:いしいももこ 福音館書店(刊)


(イベントの模様:お話の世界と実際の風景の写真を並べて紹介、それぞれのお話紹介展示など)

<ピーターラビットメーリングリストのメッセージより>

Copyright(c)1996 ラピータの部屋 all rights reserved.

「銀座教文館 ナルニア国のイベント 記念講演レポート『ピーターラビットのおはなし』を中心に」をシェア: Tweet

TOP