<ビアトリクス・ポターの作品>
(敬称略)
「The Fairy Caravan」 Beatrix Potter David Mckay Co(デビッド・マケイ社、フィラデルフィア、アメリカ) 1929年10月 |
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ビアトリクスが、海の向こうのお友だち(アメリカ)に向けて出版した長編物語「The Fairy Caravan」 1929年出版当初は、アメリカ版のみ。 掲載された序文に、この書籍を出版するエピソードが紹介されています。 序文(Preface): 「ひとりで歩くとき、わたしはわたしにはなしかける、すると、わたしがわたしに答える これらおはなしは、かわりゆくいくつもの季節をとおして、私が自分に語りかけてきたものです。はじめは本にするつもりはなく、私の暮らす北イングランドで昔から使われている素朴な言葉で語りました。海の向こうの友人たちの要望にこたえ、みなさんにこの本をお送りします。ビアトリクス・ポター」 献辞:To Henry P. また、文中に使われた言葉の意味、人や場所の説明、高地農業用語など、この書籍を理解するために作者が作成した「用語集」付。 序文訳参照: 「ビアトリクス・ポター ピーターラビットと大自然への愛」 リンダ・リア(著)黒川由美(訳)P487より |
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●フレデリック・ウォーン社より出版された「The Fairy Caravan」 この画像は、ペーパーバッグ版 (ISBN 978-0-7232-4044-0) 1992年 「The Fairy Caravan」 Beatrix Potter FREDERICK WARNE & CO (ISBN 0-7232-0679-1) 1952年 ハードカバー版 イギリスで出版されたのは、1952年。 ペーパーバック版は、ハードカバー版にあるようなカラーの挿絵は省かれます。 23章からなる、壮大な長編物語は、芸を披露しながら旅する「アレクサンダー・ウィリアム・サーカス」一座を中心に繰り広げられます。ビアトリクス・ポターが暮らした北イングランドの昔から伝わる方言や、散歩道の足元に生えていた自然の草花や、素朴な暮らしぶりを、地名もそのままに伝えています。 「The Fairy Caravan」 Beatrix Potter FREDERICK WARNE & CO (ISBN 0-7232-0679-1) 1975年 1952年に出版されたハードカバー版の重版(9刷)の表紙。 |
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●日本語訳 「妖精のキャラバン」 ビアトリクス・ポター (訳:久野暁子) 福音館書店 (ISBN: 4-8340-2525-X) 2000年6月 本の帯の紹介文より: ビアトリクス・ポターが海のむこうのお友達に頼まれて執筆した「ゆかいでふしぎな動物ファンタジー」イギリスの田園を動物たちのサーカス一座が行く |
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