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<ムック・雑誌>
(敬称略)

●1975年

「月刊 絵本」 7月号 第3巻第7号 すばる書房(刊)

P42〜P44
ポターの絵本とわらべ唄 清水美千子/文

「ピーターの物語」とわらべ唄との深いかかわり合いについて。
『グロースターの仕たて屋』
『りすのナトキンのおはなし』
『こぶたのピグリン・ブランドのおはなし』
この3作品を取り上げ解説されています。

  
●1977年

「月刊 絵本」 6月号 第5巻第7号 すばる書房(刊)

P1〜P44
ピーターラビットの世界
・カラー口絵 ピーターラビットの世界
・モノクロ ポターのスケッチブックより
・箱庭の中の野生 上野 瞭/文
・無意識の箱庭療法〜小型本の流れとポター 三宅興子/文
・ニア・ソーリーまいり 石井桃子/文
・子供部屋の女博物学者 矢川澄子/文
・暗号の日記 さくまゆみこ/文
・ポターの画く動物たち 動物学者の立場から 中川志郎/文
・動物達の息づかい 藪内正幸/文
・児童文学の時間です やぶにらみ児童文学論 第六講ポタージュのつくり方 今江祥智/文
・Peter Rabbit Catalog

児童文学者のそうそうたるメンバーが、遅すぎるとしながも、ポターの絵本特集を組みました。その内容は、特集記事の監修でもある上野瞭氏の「箱庭の中の野生」は、後に「逃亡の発想」という再考が発表されたほど、その当時大きな反響があったものと推測されます。

「われらの時代のピーター・パン」上野瞭(著) 晶文社(刊)1978年
こちらの書籍に、特集絵本再考として、『「逃亡」の発想〜ビアトリクス・ポターと絵本のこと〜』と題して掲載されています。
この内容は、児童文学書評のサイトにて全文ご覧いただけます。
児童文学書評 http://www.hico.jp/ ←別サイト
左のメニューで、著者名「う」を選択し、「上野瞭」→「われらの時代のピーター・パン」。もしくは、評者名でもご覧になれます。

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