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2005年2月14日 − 15日 岐阜「うさぎの里館」&愛知「うさぎの部屋」

一応仕事も兼ねてはいるものの、岐阜へ羽をのばしにいくことになりました。
今回の旅行の名目は、マッサージ大事典のご苦労さん会だとか。

名古屋まで新幹線で移動し、そこからは中央本線に乗り換え瑞浪駅へ。
駅には、今回お世話になる動物病院の院長先生が出迎えてくださり、一向はまず山の中にあるコテージでおいしい森のきのこカレーに舌鼓。
実は、ここまでの道のりがアップダウンが激しく、カーブの連続で車酔いでダウン寸前だったのが嘘のよう、ペロリとたいらげました。


森林浴効果だったのかな〜

お腹がいっぱになったところで、次にお世話になった動物病院の院長先生が経営されている「うさぎの里館」にお邪魔することに。

うさぎの里館 研究・資料室
www.usaginosatokan.jp/

うさぎの里館は瑞浪駅より車でしか行けない場所で、また路線バスもかよっていない人里離れた場所にある。
院長先生のうさぎ好きが嵩じて集まった品々が一箇所に展示されていて、またうさぎについて先生が研究されているたことを子供が見てもわかるように写真で解説したパネルの展示なども。


 
山に囲まれた静かな農村地帯にある「うさぎの里館」
砂利を踏みしめる足音が響くほど、静かで落ち着ける場所。が、気をつけないと狸の巨大な●●があちこちに落ちている。
のどかな風景に感激しながらも足元を見ながら歩かねば。
うさぎのオブジェが自然の風景の中にとけこんでいて、思わず本物?って思ってしまう。

 
岐阜の瑞浪駅前で獣医師を開業されているT先生は、昔からうさぎが大好きで、いただくものはすべてうさぎグッズだったとか。
また海外などで収集されたうさぎグッズを一箇所に集めて展示したいと考えるようになり、うさぎグッズを一同に集めた別宅にて「うさぎの里館」を開館することになった。

玄関アプローチから、四方八方ともみんなどこをとってもうさぎ、うさぎ。
広いフロアーにはガラスケースを順路にみたてて並べ、それぞれのテーマ毎に並べられた様々なうさぎグッズを鑑賞できるようになっている。

中でも圧巻だったのは、それぞれのお国別のうさぎのオブジェ。
写真はスペイン製のウェディングラビット。オランダ、ドイツ、フィンランド、中国、インドネシア、タイ、シンガポール、インド、アメリカ、もちろん日本の工芸家などの作品も。

 

また、それぞれのテーマ毎に並べられているので、同じうさぎといってもイメージでこうもかわいく、シンプルにもなってしまうのかと比較できて楽しい。

これは↑日本の郷土品として並べられている作品。
ひと通り見て回った後は、うさぎの絵本や飼育書、図鑑などうさぎに関する書籍を堪能でき、休憩スペースも。

うさぎ好きにはたまらない、何時間でも眺めていたいという作品が展示されている。
またひとつ、ひとつに先生の大切な思い出がこめられているので、確かこの作品はなんていう話題で盛り上がることでしょう。

 
各国のガラス製品 ガラスのうさぎは数が少ないから貴重。 加賀のうるし塗りのうさぎ柄作品

 
うさぎ年に限定で発売になった壁掛けオブジェ。 アメリカのシルバー製品 など、など、など。。。。。


うさぎグッズを済から済まで堪能した後、先生の動物病院へ。
今回はマッサージ大事典を監修してくださったO先生も一緒だったため、レーザー照射治療器を使った斜頚のうさぎの治療方法を教えていただくことに。
O先生プロデュースのレーザー治療器には、O先生監修のマニュアルがついているそうだ。

 

最初は床からまったく首が持ち上がらなかったうさぎ。
まずはからだ全体のTタッチより始めて、うさぎが自分自身のからだを認識させてから、レーザー照射治療をツボに照射していく。



たった1回の治療で、床から顔が5〜6cm持ち上がるほどに回復。
それだけ首の周りの筋肉のこりが解消され、持ち上げるのが楽になったのだろう。
これを1日数回、毎日治療を続けるると、1ヶ月、3ヶ月、半年とうさぎ自身のからだも楽になり、ストレスも軽減できるのだそうだ。

このうさぎは学校で飼育されていたうさぎ。
世話をしている子供たちが、うさぎの首が曲がっていることに気づき、病院に連れて行きたいと教師にお願いしたところ、教師は「これは病気ではありません」と子供たちに教えたそうだ。

たまたま、岐阜のT先生が学校のうさぎ飼育の講演にその学校を訪れ、斜頚のうさぎがいる事実を知ったそうだ。
病気ではないと言い張る教師に「これはうさぎの病気です」と、そのまま病院に連れ帰ってきたとか。

うさぎもT先生の元にやってこれて幸せそうだ。それにしても・・・・・学校のうさぎ飼育はいますぐに廃止すべきではないのだろうか。




いよいよ楽しみにしていた宿へ。
旅館でありながら、旅館の中に一軒家の離れがあり、そのお部屋に泊まれるという。
旅館内の外廊下から宿泊した部屋の概観を撮影すると、この部屋だけ旅館とはまったく違う雰囲気で、くつろげること間違いなし。

 

部屋に入るためのドアは、玄関になっていた。
玄関前は、小さな箱庭になっていて石臼には水が注がれている演出。

 
玄関を入ると、畳敷きの廊下があり、なんとも落ち着いた雰囲気をかもしだす。



お部屋はでんぐり返しが10回ぐらいできそうな広いお部屋。
なかでも圧巻だったのは、ベランダに備え付けのひのきの露天風呂。
外は寒くて凍えそうだったのに、蛇口をひねれば温泉がじゃばじゃばと注ぎ込む。
お湯をどんどんと注ぎ入れ、あふれたお湯は壁を伝って、部屋の下を流れる川へと注ぎこまれる。
やがて適温になった露天風呂にじゃばーーん。
お湯が滝のようになって外へと流れ出る。あ〜すばらしい!!!
こんなこと一度やってみたかったのよねー。

もちろん、部屋の露天風呂以外にも内風呂と、露天風呂があり、全部堪能したのは言うまでもない。

 

この素敵なお宿は、鬼岩温泉にある「了山」
www.ryouzan.jp/

次の日は、タクシーで中央本線の土岐駅に移動し、途中名鉄に乗り換え愛知の尾張瀬戸駅まで移動。

うさぎの雑貨を集めたショップがあるという情報をネットでキャッチし、それだけを頼りに出向くなんて。。。


ネットの情報はガイドブックを何冊分かの情報が、自分が調べたい検索キーワードで瞬時に調べられるから本当に便利。でも落とし穴もあるので要注意。特にショップ情報は最新情報を頼りに探さないと遠路はるばる訪れても実は数年前に店じまいなんてこともよくある話だから。

今回のショップも、事前に電話で確認していないとのことだったので内心ちょっとあせってしまった。
瀬戸まできて肝心のショップがないでは大事だ。ショップがあるはずの商店街は定休日でシャッターが閉まっているショップが多く、閑散としていて不安はつのるばかり。


でも、目的のショップはちゃんとありました。「うさぎの部屋」in 尾張瀬戸駅 商店街内

娘さんがうさぎが好きで、うさぎ雑貨を集めたのがきっかけでこのようなネーミングそのままのショップが誕生したとか。
ちょっとしたギャラリースペースも設けられていて、うさぎをテーマとした作家さんや、その季節に応じたテーマのものも展示。

 

「雛祭り」をテーマにうさぎ雛が展示されていた。どれも愛嬌があって可愛いけれど、雛祭り時期しか飾れないしと悩む。


影の方にぽつんとおかれたお地蔵様とうさぎの人形が妙に気になって、連れて買えるかどうしようか悩んでいたのに他にも小さなうさぎ雑貨がいっぱいあってあちこち目移りしている間に忘れてしまった。

 
愛知に来たらやっぱり味噌カツは食べないと。

みそかつレスト「サカエ」
www.city.seto.aichi.jp/setomono/kankou/eat/shoplist/13sakae.html

EXPO観光案内所でおいしいみそかつ屋さんの場所を聞くと、尾張瀬戸近辺ではここがおいしいってことだった。
見た目はコテコテの辛そうだけど、これがとんかつの味を引き立てていてなかなかおいいし。すごいボリュームだったのにおいしくてペロリと食べてしまった。

EXPO観光案内所で見かけたポスター


少し前まで街中のあちこちで宣伝のために貼られていたポスターだとか。
いろいろな動物をデザインして自然をテーマに作家さんが描いたそうだ。
すっきりとして、うさぎが活き活きと描かれていて、なんとも素敵なポスターだった。できることなら分けていただきたいと思いつつも無理だった。

今回は時間がなくてしっかりと計画が立てられなかったけれど、うさぎ好きが歩けばうさぎに当たるってな訳でうさぎづくしの旅行となり、とっても楽しい旅行となった。



<2005.3.31 岐阜「うさぎの里館」&愛知「うさぎの部屋」報告>
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